基本情報技術者
基本情報技術者は、ITエンジニアの登竜門とされる国家試験です。アルゴリズムやプログラミング、システム開発、ネットワーク、データベース、セキュリティ、マネジメントまで、IT全般の基礎を体系的に問われます。新人エンジニアや情報系の学生が最初に目指す定番資格で、上位の応用情報技術者や各種高度試験へのステップにもなります。実務の土台となる知識を網羅的に証明できます。
取得ロードマップ
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | IT・情報処理 |
| カテゴリ | 情報処理技術 |
| 実施団体 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1505 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(誰でも受験可) |
|---|---|
| 試験形式 | CBT方式(科目A 60問90分・科目B 20問100分) |
| 受験料 | 7,500円(税込) |
| 合格率 | 40.8% |
| 実施頻度 | 通年・随時(CBT) |
| 受験者数 | 147,186人(令和7年度) |
| 難易度の目安 | 標準 (公表合格率 40.8% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 51 / 掲載資格中 上位52% / IT・情報処理分野内 上位16% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中479位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 科目A(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)、科目B(アルゴリズムとプログラミング・情報セキュリティ)。CBT通年実施 |
| 学習時間の目安 | 約150〜200時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で基本情報技術者の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
一般(スキル証明)
- 独占業務はない。
- ITエンジニアの基礎スキルを国家試験で証明でき、IT就職・転職で評価される。
- 想定年収の目安:約440〜700万円(運用・保守エンジニア)
業務独占・必置ではない。手当は企業により異なる。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
転職・就職を考えている方へ
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基本情報技術者の受験・活用ガイド
基本情報技術者はこんな人に向いている
IT業界への就職・転職を目指す人、開発の基礎であるアルゴリズムやプログラミングを体系的に学びたい人に向いています。ITパスポートの次のステップとして、技術者としての土台を作りたい人に適しています。
文系・未経験からエンジニアを目指す人の登竜門でもあります。
難易度と学習のリアル
通年CBTで随時受験でき、科目A・科目Bの2部構成です。難しさの中心は、科目Bのアルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティにあります。
科目Aは広く浅い知識問題で過去問対策が効きますが、科目Bはその場で考える読解力・思考力が問われ、暗記では突破しにくい部分です。両科目それぞれに基準点があるため、苦手な方を捨てられません。
学習の進め方・勉強法
科目Aは、テクノロジ・マネジメント・ストラテジを公開問題やサンプル中心に反復し、知識を固めます。科目Bは、配列・繰り返し・探索・整列といったアルゴリズムの基本と、プログラムの動きを手で追うトレースを徹底的に練習し、擬似言語に慣れます。
情報セキュリティは頻出テーマを押さえます。通年受験できるので、科目Aと科目Bを並行で仕上げ、計画的に受験するのが効率的です。
学習ステップの目安
- ITパスポート相当の基礎知識を確認する
- 科目Aを公開問題・過去問で反復し、知識を固める
- 科目Bのアルゴリズムをトレース練習で理解する
- 擬似言語の記法と情報セキュリティの頻出に慣れる
- サンプル問題で科目A・Bの時間配分を確認する
- CBTで計画的に受験する
つまずきやすいポイント
科目Aの暗記に偏り、科目Bのアルゴリズムを後回しにするのが典型的な失敗です。プログラムのトレースを手で追わず、感覚で解こうとすると科目Bで伸び悩みます。
擬似言語の記法に不慣れなまま本番を迎える、科目Bの対策不足で基準点を割る、といったケースにも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
IT企業の採用で基礎力の証明として広く通用し、未経験からの就職・転職で有利になります。開発・インフラ・運用いずれの入口にもなります。
次は応用情報技術者や、ネットワーク・データベース・情報処理安全確保支援士などの高度区分へステップアップできます。実務ではプログラミングやクラウドの学習と並行すると力が伸びます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。