危険物取扱者(乙種)

危険物取扱者乙種は、消防法に基づきガソリンや灯油などの危険物を取り扱える国家資格です。なかでも引火性液体を扱う乙種第4類(乙4)は需要が高く、ガソリンスタンドや化学工場、タンクローリーの運転などで重宝されます。一定数量以上の危険物を扱う施設では有資格者の選任が必要なため、製造・運輸・エネルギー業界で評価され、幅広い年代が取得を目指しています。

受験料
4,600円(乙種・2024年5月改定)
合格率
31.7%
難易度の目安
標準
学習時間の目安
約40〜60時間

取得ロードマップ

  1. 1危険物取扱者(丙種)
  2. 2危険物取扱者(乙種)いま見ている資格
  3. 3危険物取扱者(甲種)

資格情報

基本情報

資格区分国家資格 (危険物取扱者(国家資格))
分野(大分類)機械・電気・ものづくり
カテゴリ化学製品製造
実施団体一般財団法人 消防試験研究センター
公式サイト公式サイト
ハローワークコード5207

試験・学習

受験資格受験資格なし(甲種は学歴・実務等の要件あり)
試験形式五肢択一・マークシート(乙種35問・2時間・科目別60%)
受験料4,600円(乙種・2024年5月改定)
合格率31.7%
実施頻度都道府県支部により異なる(年複数回の地域あり)
受験者数乙4:223,846人(令和6年度)
難易度の目安標準 (公表合格率 31.7% に基づく簡易目安)
総合難易度(目安)難易度偏差値 45 / 掲載資格中 上位64% / 機械・電気・ものづくり分野内 上位83%
信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中592位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。
試験科目・出題範囲3科目(危険物に関する法令/基礎的な物理学及び基礎的な化学/危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)
学習時間の目安約40〜60時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません)

活かし方

活かせる業界製造・ものづくり
特徴・目的タグ就職・転職手に職定年後・シニア受験資格なし
この資格のポイント
  • 受験資格の制限がなく、誰でも受験できます
  • 難易度の目安は「標準」です(公表合格率に基づく簡易目安)
  • 就職・転職でアピールしやすい資格です
  • 手に職をつけられる実務的な資格です
  • 定年後・シニアの活動にも役立ちます
活かせる仕事・キャリア

出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます)

厚生労働省 job tag で関連職業を調べる ↗

参考・出典

最終確認日2026年6月20日
情報源公式サイト(一般財団法人 消防試験研究センター)
最新情報の確認公式サイトで最新情報を確認 ↗
データの注記

受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

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この資格の特性

難易度学習量合格率受験しやすさ年収期待

難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で危険物取扱者(乙種)の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。

資格あり/なしでどう変わる?

業務独占

資格なしの場合
  • 指定数量以上の危険物の取扱いや、取扱作業への立会いができない。
  • この資格による資格手当は付かない
資格ありの場合
  • 取得した類(例:乙4は引火性液体)の危険物を取り扱え、無資格者の作業に立ち会える。ガソリンスタンドや工場で有資格者として従事できる。
  • 資格手当の目安:月3,000〜10,000円程度
  • 想定年収の目安:約370〜580万円(化学・製造業)

独占業務は消防法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。

この資格の対策サイト

当サイト運営者が制作している学習・対策サイトです。

危険物取扱者(乙種)の受験・活用ガイド

危険物取扱者(乙種)はこんな人に向いている

ガソリンスタンドやタンクローリー、化学・製造の現場など、危険物を扱う仕事に就きたい人に向く国家資格です。危険物取扱者(乙種)は、指定された類の危険物を自分で取り扱い、無資格者の作業に立ち会える資格で、なかでも引火性液体を扱う乙種第4類(乙4)はガソリン・軽油・灯油などが対象となり、就職やアルバイトで役立つ定番の資格として非常に多くの人が受験します。

難易度と学習のリアル

危険物取扱者(乙種)は受験資格に制限がなく誰でも挑戦でき、五肢択一のマークシート方式で、法令・物理化学・性質と消火の3科目それぞれで一定の正答率を満たせば合格となります。受験資格が必要で全種類を扱える甲種に比べ、乙種は取り組みやすい入り口ですが、人気の乙4は受験者が多い分、物理・化学の基礎でつまずく人も少なくありません。なお、いずれかの乙種に合格していると、他の類を受験する際に一部科目が免除されるため、危険物取扱者(乙種)は複数の類を効率よく取得しやすい仕組みになっています。

学習の進め方・勉強法

危険物取扱者(乙種)の学習は、危険物に関する法令、基礎的な物理・化学、そして扱う類の危険物の性質と火災予防・消火方法の3分野が柱になります。乙4であれば引火性液体の性質を中心に、市販のテキストで要点を押さえ、過去問を繰り返し解いて出題パターンに慣れるのが王道です。危険物取扱者(乙種)は暗記の比重が大きい一方、物理・化学が苦手な人はこの科目に早めに取り組んでおくと安定して合格ラインに届きます。

学習ステップの目安

  1. 扱いたい危険物の類(多くはガソリン等を含む乙種第4類)を選ぶ
  2. 法令・物理化学・性質と消火の3科目をテキストで学ぶ
  3. 過去問を繰り返し解いて出題形式に慣れる
  4. 複数の類を狙う場合は科目免除を活用して効率よく受験する
  5. 消防試験研究センターの試験を受験し、各科目の基準を満たして合格する

つまずきやすいポイント

危険物取扱者(乙種)で最も誤解されやすいのは、合格した類の危険物しか取り扱えない点です。たとえば乙4を持っていてもそれ以外の類は扱えないため、幅広く扱う必要があれば複数の類を取得するか、全類を扱える甲種を目指すことになります。また3科目それぞれに合格基準があるため、得意科目で点を稼いでも苦手科目が基準に届かないと不合格になる点にも注意が必要です。

取得後の活かし方・キャリア

危険物取扱者(乙種)、とりわけ乙4は、ガソリンスタンド(セルフ式でも有資格者の立会いが必要)やタンクローリーの運転、化学・製造工場、ビルの設備管理など幅広い職場で求められます。資格手当の対象になることも多く、就職やキャリアの選択肢を広げる実用的な資格です。乙種で複数の類を取得したり、実務経験を積んで全類を扱える甲種へ進んだりすることで、危険物を扱う専門職としてのキャリアをさらに伸ばせます。

※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。

危険物取扱者(乙種)のよくある質問

危険物取扱者(乙種)の受験料はいくらですか?
4,600円(乙種・2024年5月改定)
危険物取扱者(乙種)に受験資格はありますか?
受験資格なし(甲種は学歴・実務等の要件あり)
危険物取扱者(乙種)の試験はどのような形式ですか?
五肢択一・マークシート(乙種35問・2時間・科目別60%)
危険物取扱者(乙種)の合格率はどのくらいですか?
31.7%
危険物取扱者(乙種)の試験科目・出題範囲は?
3科目(危険物に関する法令/基礎的な物理学及び基礎的な化学/危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法)
危険物取扱者(乙種)の受験者数はどのくらいですか?
乙4:223,846人(令和6年度)
危険物取扱者(乙種)はいつ実施されますか?
都道府県支部により異なる(年複数回の地域あり)
危険物取扱者(乙種)の実施団体はどこですか?
一般財団法人 消防試験研究センター
危険物取扱者(乙種)は誰でも受験できますか?
受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。
危険物取扱者(乙種)の合格に必要な学習時間の目安は?
編集部調べでは約40〜60時間が目安です(個人差があり、公式の数値ではありません)。
危険物取扱者(乙種)の難易度はどのくらいですか?
公表合格率(31.7%)に基づく簡易的な目安では「標準」です。合格率は受験者層により変わるため、難易度の絶対指標ではありません。