乙種消防設備士
乙種消防設備士は、消防用設備等の整備・点検を行える国家資格です。消火器や自動火災報知設備など、対象設備により類が分かれ、乙種は整備・点検を担当できます(工事は甲種)。受験資格の制限がなく挑戦しやすく、ビルや施設の防火安全を支える実務に役立つ、需要の安定した資格です。
取得ロードマップ
- 1乙種消防設備士いま見ている資格
- 2甲種消防設備士
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (消防設備士(国家資格)) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | 保安 |
| 実施団体 | 一般財団法人 消防試験研究センター |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 4502 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(甲種は要件あり) |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記(マークシート)+実技 |
| 受験料 | 4,400円(乙種・2024年5月改定) |
| 合格率 | 37.7% |
| 実施頻度 | 都道府県支部により異なる |
| 受験者数 | 43,702人(令和6年度・乙種全体) |
| 難易度の目安 | 標準 (公表合格率 37.7% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 43 / 掲載資格中 上位69% / 安全・環境・危険物分野内 上位58% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中635位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 筆記(消防関係法令/基礎的知識/消防用設備等の構造・機能及び整備)+実技(鑑別等)。工事は含まず整備・点検のみ |
| 学習時間の目安 | 約30〜60時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職受験資格なし |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア | 出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(一般財団法人 消防試験研究センター) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキスト翔泳社工学教科書 炎の消防設備士第6類 テキスト&問題集
乙6 図解+Webアプリ問題
Amazonで見る - テキストナツメ社消防設備士6類 徹底図解テキスト&問題集
乙6 図解で要点整理
Amazonで見る - テキスト弘文社はじめて学ぶ! 第6類消防設備士試験
工藤政孝の入門書
Amazonで見る
Amazonで「乙種消防設備士」の教材をもっと探す ↗通信講座の一覧を見る →
※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で乙種消防設備士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占
- 消防用設備等の整備を業として行えない。
- この資格による資格手当は付かない
- 乙種の対応区分の消防用設備等の整備・点検を担える。
- 資格手当の目安:月3,000〜10,000円程度
- 想定年収の目安:約350〜500万円(消防設備士)
独占業務は消防法に基づく。乙種は整備・点検。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
乙種消防設備士の受験・活用ガイド
乙種消防設備士はこんな人に向いている
消火器や火災報知設備などの消防用設備について、整備・点検を担える専門家を目指す人に向いています。建物の防火設備の維持管理に携わりたい人に適しています。
乙種は整備・点検を行える区分で、まず消防設備の整備から関わりたい人に向いた国家資格です。
難易度と学習のリアル
乙種消防設備士は、扱う消防用設備の種類ごとに類(第1類〜第7類)が分かれ、整備・点検を行えます(工事は甲種の範囲)。試験は筆記と実技で構成されます。
難しさは、選んだ類の消防用設備の構造・機能・整備の知識と、実技での整備・鑑別の対応にあります。工事を含まないぶん、甲種より範囲は絞られます。
学習の進め方・勉強法
受験する類(例: 第6類の消火器、第4類の火災報知設備など)を決め、その設備の構造・機能・整備、消防関係法令を押さえます。
乙種は整備・点検が中心のため、設備の仕組みと点検のポイントを理解します。実技の鑑別(設備や部品を見分ける)にも備えます。乙種消防設備士の過去問で出題の傾向をつかみます。
学習ステップの目安
- 受験する類(対象の消防用設備)を決める
- その設備の構造・機能を理解する
- 整備・点検の方法を押さえる
- 消防関係法令を固める
- 実技の鑑別(設備・部品の識別)に備える
- 過去問で出題の傾向をつかむ
つまずきやすいポイント
設備の知識を覚えるだけで、実技の整備や鑑別の対応が不足するのが典型的な失敗です。選んだ類の設備の点検のポイントが押さえきれていないケースもあります。
甲種との違い(工事を行えるか)を理解しないまま学ぶ点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
ビルメンテナンス会社や消防設備の点検会社で、消火器や火災報知設備などの整備・点検を担えます。建物の防火設備の維持に欠かせない資格です。
工事まで行える甲種消防設備士へのステップにもなり、複数の類を取得すると活躍の幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。