中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題を分析し、成長戦略や改善策を助言する経営コンサルティングの国家資格です。経済・財務・運営管理・経営戦略・法務・ITなど経営全般を幅広く学び、企業内での活躍から独立開業まで道が開けます。ビジネスパーソンに人気が高く、経営知識を体系的に身につけたい人や、キャリアの幅を広げたい人が挑戦する、唯一の経営コンサルタント国家資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 会計・金融・経営 |
| カテゴリ | 経営 |
| 実施団体 | 一般社団法人 中小企業診断協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 2511 |
試験・学習
| 受験資格 | 1次は受験資格なし |
|---|---|
| 試験形式 | 1次=7科目・多肢選択式/2次=筆記(事例)+口述 |
| 受験料 | 第1次17,200円・第2次19,100円(令和8年度) |
| 合格率 | 一次27.5%/二次18.7% |
| 実施頻度 | 年1回 |
| 受験者数 | 18,209人(令和6年度・第1次試験) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 一次27.5%/二次18.7% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 70 / 掲載資格中 上位1% / 会計・金融・経営分野内 上位5% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中6位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 第1次は7科目(経済学・経済政策/財務・会計/企業経営理論/運営管理/経営法務/経営情報システム/中小企業経営・政策)の多肢選択式 |
| 学習時間の目安 | 約1,000時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(一般社団法人 中小企業診断協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
独学が不安なら通信講座、まず1冊ならテキストから。編集部が選んだ定番を紹介します。
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フルカラー。企業経営理論・財務会計・運営管理の3科目
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で中小企業診断士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 中小企業診断士を名乗れない(独占業務はない)。
- 経営コンサルの国家資格者として名乗れ、公的支援業務や信用面で有利。
- 想定年収の目安:約500〜800万円(中小企業診断士)
独占業務はない。名称独占は中小企業支援法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
中小企業診断士の受験・活用ガイド
中小企業診断士はこんな人に向いている
経営全般をコンサルティングの視点で学び、企業の課題解決に携わりたい人に向いています。1次試験は受験資格がなく、業種や職種を問わず挑戦できます。
経営企画・営業・金融・ITなど、いまの仕事の幅を広げたいビジネスパーソンや、将来の独立・副業を視野に入れる人に適した国家資格です。
難易度と学習のリアル
1次は7科目の多肢選択式で範囲が非常に広く、2次は与えられた企業の事例をもとに助言を記述する筆記と口述で構成されます。
1次は知識の広さ、2次は事例を分析して読み手に伝わる文章でまとめる応用力が問われ、性質が大きく異なります。多くは複数年かけて1次・2次を突破します。
学習の進め方・勉強法
1次は7科目を、得意・不得意を見極めながら科目合格も活用して計画的に進めます。財務・会計と企業経営理論は2次にも直結するため厚めに固めます。
2次は、事例I〜IVの過去問を繰り返し、設問の意図をつかんで制限字数でまとめる訓練が核心です。とくに事例IV(財務)は計算の型づくりが得点を安定させます。
学習ステップの目安
- 1次7科目を計画的に学習し、科目合格も活用する
- 財務・会計と企業経営理論を厚く固める
- 1次試験を突破する
- 2次の事例I〜IIIで設問意図の読み取りと記述を訓練する
- 事例IV(財務)の計算の型を固める
- 口述試験に備え、事例の理解を言葉で説明できるようにする
つまずきやすいポイント
1次の知識詰め込みに終始し、2次で求められる記述・応用力の対策が遅れるのが典型的な失敗です。事例IVの財務計算を後回しにして、得点源を落とすケースもあります。
2次は模範解答が公表されないため、独りよがりの答案から抜け出せない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
経営コンサルタントとしての名称独占資格で、企業内では経営企画・事業開発などで視野が広がります。独立して診断・助言や補助金支援、研修講師として活動する人もいます。
社会保険労務士やファイナンシャル・プランナー、ITの知識と組み合わせると、対応できる経営課題の幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。