行政書士

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や許認可申請の代理、権利義務・事実証明に関する書類の作成を担う国家資格です。建設業許可や会社設立、各種営業許可、相続・遺言など幅広い業務を扱い、独立開業しやすい士業として人気があります。法律系の入門的な国家資格として社会人の挑戦も多く、独占業務を持つため、専門性を活かして地域の暮らしや事業をサポートできます。

受験料
10,400円
合格率
14.54%
難易度の目安
やや難関
学習時間の目安
約600〜1,000時間
受験資格
受験資格なし(誰でも受験可)

資格情報

基本情報

資格区分国家資格 (法律に基づく)
分野(大分類)法律・法務・知財
カテゴリ専門的事務
実施団体一般財団法人 行政書士試験研究センター
公式サイト公式サイト
ハローワークコード3701

試験・学習

受験資格受験資格なし(誰でも受験可)
試験形式択一式・多肢選択式・記述式・3時間
受験料10,400円
合格率14.54%
実施頻度年1回(11月)
受験者数47,785人(令和6年度)
難易度の目安やや難関 (公表合格率 14.54% に基づく簡易目安)
総合難易度(目安)難易度偏差値 68 / 掲載資格中 上位3% / 法律・法務・知財分野内 上位50%
信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中23位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。
試験科目・出題範囲法令等科目(基礎法学・憲法・行政法・民法・商法、46問)+基礎知識科目(一般知識・情報通信・個人情報保護・文章理解、14問)。択一式+記述式
学習時間の目安約600〜1,000時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません)

活かし方

活かせる業界法律・士業
特徴・目的タグ独立・開業就職・転職定年後・シニア受験資格なし
この資格のポイント
  • 受験資格の制限がなく、誰でも受験できます
  • 難易度の目安は「やや難関」です(公表合格率に基づく簡易目安)
  • 就職・転職でアピールしやすい資格です
  • 独立・開業につながる資格です
  • 定年後・シニアの活動にも役立ちます
活かせる仕事・キャリア

出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます)

厚生労働省 job tag で関連職業を調べる ↗

参考・出典

最終確認日2026年6月18日
情報源公式サイト(一般財団法人 行政書士試験研究センター)
最新情報の確認公式サイトで最新情報を確認 ↗
データの注記

受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

合格を目指す講座・教材

独学が不安なら通信講座、まず1冊ならテキストから。編集部が選んだ定番を紹介します。

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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。

この資格の特性

難易度学習量合格率受験しやすさ年収期待

難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で行政書士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。

資格あり/なしでどう変わる?

業務独占・名称独占

資格なしの場合
  • 官公署へ提出する許認可等の書類作成・提出代理を報酬を得て行えず、行政書士を名乗れない。
資格ありの場合
  • 許認可申請など官公署提出書類の作成・提出代理を独占業務として担える。
  • 想定年収の目安:約420〜720万円(各種法務書類作成)

独占・名称独占は行政書士法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。

行政書士の受験・活用ガイド

行政書士はこんな人に向いている

独立開業を視野に、法律系の国家資格を目指す人に向いています。受験資格がなく誰でも挑戦でき、官公庁に提出する許認可申請や契約書などの書類作成に関心がある人、行政法・民法といった実務に直結する法律を体系的に学びたい人に適しています。

一方で、条文の暗記だけでは不十分で、記述式で自分の言葉に落とし込む力が求められます。範囲の広い行政法を粘り強く学び続けられる人、論点を「理解して書ける」状態まで持っていける人ほど有利に戦えます。

難易度と学習のリアル

合格基準点が定められた絶対評価ですが、合格率は例年1割前後と決して易しくありません。難しさの中心は、憲法・行政法・民法・商法に基礎知識まで及ぶ範囲の広さと、記述式の存在です。

特に、配点比率の大きい行政法と民法をどれだけ固められるかが合否を分けます。さらに法令科目とは別に基礎知識科目にも基準点(足切り)があり、ここを割ると法令で高得点でも不合格になるため、全体をバランスよく仕上げる必要があります。

学習の進め方・勉強法

得点の柱は、配点が大きく論点が定型的な行政法です。ここを最優先で得点源にし、民法は理解中心で積み上げます。憲法・商法・基礎法学は頻出テーマに絞り、深追いを避けます。記述式は民法・行政法から出題されるため、択一の知識を「書ける」レベルまで引き上げる練習が欠かせません。

基礎知識科目は、文章理解・情報通信・個人情報保護で確実に足切りを回避します。独学でも合格は可能ですが、記述式は添削のある通信講座を使うと精度が上がります。

学習ステップの目安

  1. 全体像と合格基準(法令+基礎知識それぞれの足切り)を把握する
  2. 配点最大の行政法を得点の柱として固める
  3. 民法を理解中心で積み上げ、記述式に備える
  4. 憲法・商法・基礎法学は頻出論点に絞る
  5. 基礎知識は文章理解・個人情報保護で足切りを回避する
  6. 記述式を過去問・予想問題で書く練習をし、模試で3時間の配分を確認する

つまずきやすいポイント

多いのは、配点の大きい行政法・民法を後回しにして周辺科目に時間を使ってしまうことです。また、択一の知識は身についても、記述式で自分の言葉として書けないまま本試験を迎えるケースも目立ちます。

見落としがちなのが基礎知識科目の足切りで、法令が高得点でもここで基準点を割ると不合格になります。行政法は改正も多いため、最新の教材で学ぶことも重要です。

取得後の活かし方・キャリア

独占業務は、官公庁への許認可申請書類の作成・提出代理や、権利義務・事実証明に関する書類の作成です。建設業許可・産業廃棄物・在留資格・自動車登録・相続・遺言など扱える分野が広く、独立開業しやすいのが特徴です。

社会保険労務士・司法書士・宅地建物取引士・FPなどと組み合わせると、対応できる相談の幅が大きく広がります。企業の法務・総務部門でも書類実務の知識が評価されます。

※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。

行政書士のよくある質問

行政書士の受験料はいくらですか?
10,400円
行政書士に受験資格はありますか?
受験資格なし(誰でも受験可)
行政書士の試験はどのような形式ですか?
択一式・多肢選択式・記述式・3時間
行政書士の合格率はどのくらいですか?
14.54%
行政書士の試験科目・出題範囲は?
法令等科目(基礎法学・憲法・行政法・民法・商法、46問)+基礎知識科目(一般知識・情報通信・個人情報保護・文章理解、14問)。択一式+記述式
行政書士の受験者数はどのくらいですか?
47,785人(令和6年度)
行政書士はいつ実施されますか?
年1回(11月)
行政書士の実施団体はどこですか?
一般財団法人 行政書士試験研究センター
行政書士は誰でも受験できますか?
受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。
行政書士の合格に必要な学習時間の目安は?
編集部調べでは約600〜1,000時間が目安です(個人差があり、公式の数値ではありません)。
行政書士の難易度はどのくらいですか?
公表合格率(14.54%)に基づく簡易的な目安では「やや難関」です。合格率は受験者層により変わるため、難易度の絶対指標ではありません。