潜水士
潜水士は、高気圧作業安全衛生規則に基づき、水中で潜水業務を行うために必要な国家資格です。サルベージや水中工事、橋梁・港湾の点検、水産関連など、潜水器を使って働くあらゆる現場で求められます。学科試験のみで受験でき年齢などの制限が少ないため挑戦しやすく、海や水中に関わる仕事を目指す人にとって、活躍の場を広げる入口となる資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 建築・設備 |
| カテゴリ | その他の建築工事 |
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 7204 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(誰でも受験可) |
|---|---|
| 試験形式 | 学科のみ・4科目・五肢択一・4時間。各科目40%以上かつ合計60%以上で合格 |
| 受験料 | 8,800円(非課税) |
| 合格率 | 72.7% |
| 実施頻度 | 全国の安全衛生技術センターで定期実施 |
| 受験者数 | 6,830人(令和6年度・学科) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 72.7% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 31 / 掲載資格中 上位99% / 建築・設備分野内 上位99% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中915位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 免許試験(学科4科目): 潜水業務/送気・潜降及び浮上/高気圧障害/関係法令 |
| 学習時間の目安 | 約30時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 安全衛生技術試験協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキスト公論出版潜水士試験 まるわかりテキスト&問題集 令和7年版
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で潜水士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占
- 送気式潜水などの潜水業務に従事できない。
- この資格による資格手当は付かない
- 潜水業務を担える(海洋土木・サルベージ・水中調査など)。
- 資格手当の目安:月10,000〜40,000円程度
- 想定年収の目安:約350〜570万円(潜水士)
独占業務は労働安全衛生法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
潜水士の受験・活用ガイド
潜水士はこんな人に向いている
水中での作業に携わる潜水業務を、安全に行うための知識を身につけたい人に向いています。海洋土木やサルベージ、水中の調査・工事などの仕事に関心がある人に適しています。
受験資格がなく誰でも挑戦でき、潜水という特殊な環境で働くための国家資格を得たい人に向いています。
難易度と学習のリアル
潜水士は、労働安全衛生法に基づく免許で、筆記試験のみで受験資格の制限もありません。潜水業務に潜む危険から身を守るための知識が問われます。
難しさは高すぎませんが、高気圧による身体への影響や、送気・潜水器の仕組み、関係法令といった、安全に直結する知識を正確に押さえられるかがポイントになります。
学習の進め方・勉強法
高気圧が人体に与える影響(減圧症などの高気圧障害)、潜水業務に使う送気・潜水器の設備、潜水の作業方法、関係法令を押さえます。
安全に直結する内容のため、なぜその手順やルールがあるのかを理解して覚えることが重要です。過去問で出題の傾向に慣れ、数値やルールを正確に押さえます。
学習ステップの目安
- 高気圧が人体に与える影響を理解する
- 減圧症など高気圧障害と予防を押さえる
- 送気・潜水器の設備の仕組みを学ぶ
- 潜水の作業方法を理解する
- 関係法令を確認する
- 過去問で出題傾向に慣れる
つまずきやすいポイント
数値やルールを丸暗記して、高気圧障害が起きる仕組みや、手順の理由を理解できていないのが典型的な失敗です。送気・潜水器の設備の理解が浅いケースもあります。
免許を取っても、実際の潜水には別途の訓練や経験が必要である点を理解しておくことも大切です。
取得後の活かし方・キャリア
海洋土木や港湾工事、水中の調査・サルベージ、水産など、水中での作業を伴う仕事で必須の資格です。水中という特殊な環境での作業の安全を支えます。
土木や船舶関連の知識・技能と組み合わせると、水中作業の分野で活躍の幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。