臨床心理士
臨床心理士は、心理臨床の専門家として心理査定やカウンセリング、心理的支援を行う民間資格です。医療・教育・福祉・産業・司法など幅広い分野で活躍し、スクールカウンセラーなどとしても知られます。指定大学院の修了が受験の前提となり高い専門性が求められます。国家資格の公認心理師とあわせて取得する人も多く、こころの専門家として信頼の厚い資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 民間資格 (日本臨床心理士資格認定協会) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | その他の医療・保健衛生 |
| 実施団体 | 公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 2207 |
試験・学習
| 受験資格 | 指定大学院修了等、または専門職大学院修了、医師免許取得後の心理臨床経験2年以上 ほか |
|---|---|
| 試験形式 | 一次(多肢選択100問+論文記述)+二次(口述面接) |
| 受験料 | 資格審査料30,000円(別途 申請書類請求1,500円) |
| 合格率 | 66.5% |
| 実施頻度 | 年1回(一次10月・二次11月頃) |
| 受験者数 | 1,705人(2023年度) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 66.5% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 55 / 掲載資格中 上位32% / 医療・看護・薬分野内 上位19% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中294位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 一次試験(多肢選択約100問+論文記述)+二次試験(口述面接)。臨床心理査定・面接・地域援助とその研究に関する知識・技能 |
| 学習時間の目安 | 約500時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で臨床心理士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
民間資格
- この資格がないと、この分野の専門知識・スキルを客観的に示しにくい。
- 臨床心理士として専門知識・スキルを示せ、関連分野の就職・実務で評価される。
- 想定年収の目安:約380〜600万円(臨床心理士)
業務独占・必置ではない(民間資格)。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
臨床心理士の受験・活用ガイド
臨床心理士はこんな人に向いている
心理臨床の専門家として、カウンセリングや心理査定を通じて人の心の問題に向き合いたい人に向いています。医療・教育・福祉・司法など幅広い領域での心理支援に関心がある人に適しています。
指定大学院での学びを前提とするため、心理学を大学院レベルまで深く修めたい人に向いた資格です。
難易度と学習のリアル
指定の大学院を修了することなどが受験の前提となる民間資格です。一次試験は多肢選択と論文記述、二次試験は口述面接で構成されます。
難しさは、心理査定・心理面接・地域援助とその研究について、知識だけでなく、論文と面接で自分の考えを表現できるかにあります。資格取得後も更新のための研鑽が求められます。
学習の進め方・勉強法
大学院での学びを土台に、臨床心理学の理論、心理査定(各種心理検査)、心理面接の技法、地域援助を体系的に整理します。一次の多肢選択は過去の傾向を踏まえて広く固めます。
論文記述は、心理臨床のテーマについて自分の考えを筋道立てて書く練習が重要です。二次の面接では、臨床への姿勢や倫理観を問われるため、想定問答を準備します。
学習ステップの目安
- 指定大学院の修了など受験資格を満たす
- 臨床心理学の理論を体系的に整理する
- 心理査定・心理面接の技法を押さえる
- 一次の多肢選択を過去の傾向で固める
- 論文記述で自分の考えを書く練習をする
- 二次の口述面接の想定問答を準備する
つまずきやすいポイント
多肢選択の知識対策に偏り、論文記述の練習が不足するのが典型的な失敗です。知識はあっても、面接で臨床への姿勢や倫理観をうまく表現できないケースもあります。
国家資格の公認心理師との違いを理解しないまま学ぶ点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
スクールカウンセラー、医療機関の心理職、児童相談所や福祉施設、司法・矯正など幅広い領域で心理支援を担います。長い実績を持つ心理職の民間資格です。
国家資格の公認心理師とあわせて取得する人も多く、両方を持つことで活動の幅を広げられます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。