労働衛生コンサルタント
労働衛生コンサルタントは、事業場の労働衛生について診断し、改善を指導する国家資格です。職場の健康管理や作業環境、有害物質対策などについて専門的な助言を行い、労働者の健康を守ります。働く人の健康への関心の高まりを背景に、独立して活動するほか企業内の専門家としても活躍できます。労働衛生の高度な専門性を証明できる、価値の高い資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | その他の医療・保健衛生 |
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 2201 |
試験・学習
| 受験資格 | 理科系課程卒業後5年以上の衛生実務経験、医師・薬剤師 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記試験+口述試験。保健衛生/労働衛生工学から1区分選択 |
| 受験料 | 24,700円(試験手数料) |
| 合格率 | 23.5% |
| 実施頻度 | 年1回(筆記10月・口述翌年1月) |
| 受験者数 | 858人(令和6年度・筆記) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 23.5% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 61 / 掲載資格中 上位20% / 医療・看護・薬分野内 上位7% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中181位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 区分(保健衛生/労働衛生工学)。筆記(労働衛生一般/労働衛生関係法令/健康管理または労働衛生工学)+口述試験 |
| 学習時間の目安 | 約200時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 安全衛生技術試験協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で労働衛生コンサルタントの特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 労働衛生コンサルタントを名乗れない(独占業務はない)。
- 事業場の労働衛生の診断・改善指導を担う国家資格者として名乗れる。
- 想定年収の目安:約410〜650万円(労働衛生コンサルタント)
独占業務はない。名称独占は労働安全衛生法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
労働衛生コンサルタントの受験・活用ガイド
労働衛生コンサルタントはこんな人に向いている
職場の労働衛生について、専門家の立場から診断・指導を行いたい人に向いています。医師・薬剤師や、理工系の実務経験を積んだ人が、労働衛生のプロとして独立や専門性の証明を目指す資格です。
働く人の健康障害を防ぐ、予防的な視点で企業に関わりたい人に適しています。
難易度と学習のリアル
受験には実務経験などの要件があり、筆記試験と口述試験で構成されます。保健衛生と労働衛生工学のいずれかの区分を選んで受験します。
難しさは、労働衛生の法令や一般知識に加え、選んだ区分の専門(健康管理または作業環境の工学的対策)を実務水準で論じ、口述でも説明できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
労働衛生一般と関係法令を土台に、選択する区分に応じて健康管理(保健衛生)または作業環境管理・工学的対策(労働衛生工学)を深めます。過去問で出題の傾向をつかみます。
実務経験を、法令や専門知識と結びつけて説明できるように整理することが、筆記・口述の両方で重要です。同じ労働安全衛生分野の知識が土台になります。
学習ステップの目安
- 受験資格(実務経験等)と区分を確認する
- 労働衛生一般と関係法令を固める
- 選択区分(保健衛生/労働衛生工学)の専門を深める
- 健康管理または作業環境管理の実務を整理する
- 筆記の過去問で論述に慣れる
- 口述試験の受け答えを準備する
つまずきやすいポイント
法令や一般知識にとどまり、選択区分の専門を実務水準まで深められないのが典型的な失敗です。筆記は通っても、口述で自分の考えを説明できないケースもあります。
自分の実務経験を、試験で問われる形に整理できていない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
労働衛生コンサルタントとして、企業の作業環境や健康管理の診断・指導を独立して行えます。産業医や衛生管理者と連携し、職場の健康リスクの低減を支援します。
労働安全コンサルタントや衛生管理者の知識と組み合わせると、安全と衛生の両面から企業を支えられます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。