言語聴覚士
言語聴覚士(ST)は、話す・聞く・食べるといった機能に困難がある人に対し、検査・訓練・支援を行う国家資格です。失語症や聴覚障害、嚥下障害などのリハビリを担い、コミュニケーションと食べる機能の回復を支えます。医療・福祉・教育の現場で活躍する、人の暮らしを支えるリハビリ専門職です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | 医療技術職 |
| 実施団体 | 厚生労働省(試験事務:医療研修推進財団) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1910 |
試験・学習
| 受験資格 | 指定の言語聴覚士養成校で3年以上修得した者 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記・マークシート(選択式)・全200問 |
| 受験料 | 38,400円 |
| 合格率 | 66.4% |
| 実施頻度 | 年1回(2月) |
| 受験者数 | 2,187人(第28回・2026年) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 66.4% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 51 / 掲載資格中 上位52% / 医療・看護・薬分野内 上位38% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中477位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 基礎医学/臨床医学/臨床歯科医学/音声・言語・聴覚医学/心理学/音声・言語学/言語聴覚障害学総論/失語・高次脳機能障害学/言語発達障害学/発声発語・嚥下障害学/聴覚障害学 |
| 学習時間の目安 | 約300時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(厚生労働省(試験事務:医療研修推進財団)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で言語聴覚士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 言語聴覚士を名乗れない。
- ことば・きこえ・飲み込みのリハビリを担う専門職として働ける。
- 想定年収の目安:約400〜500万円(言語聴覚士)
名称独占は言語聴覚士法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
言語聴覚士の受験・活用ガイド
言語聴覚士はこんな人に向いている
ことば・きこえ・のみこみに困難を抱える人を支え、コミュニケーションや食べる機能の回復を担いたい人に向いています。
失語症や発達の遅れ、聴覚障害、嚥下障害など、幅広い対象に寄り添う専門的なリハビリに関心がある人に適した資格です。
難易度と学習のリアル
国家試験は、基礎・臨床医学から、音声・言語・聴覚医学、心理学、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、嚥下障害学、聴覚障害学まで、非常に幅広い分野を問います。
難しさは、医学・心理・言語学にまたがる学際的な範囲を、対象となる障害ごとに理解できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
基礎・臨床医学と心理学・言語学の土台を固めたうえで、失語・高次脳機能障害、言語発達障害、発声発語・嚥下障害、聴覚障害という各障害領域を押さえます。
障害の仕組みと評価・訓練の考え方をセットで理解することが重要です。臨床実習の経験と結びつけ、過去問で頻出を確認します。
学習ステップの目安
- 基礎・臨床医学と心理学・言語学の土台を固める
- 失語症・高次脳機能障害学を押さえる
- 言語発達障害学を理解する
- 発声発語・嚥下障害学を学ぶ
- 聴覚障害学を押さえる
- 過去問で学際的な全範囲を総仕上げする
つまずきやすいポイント
特定の障害領域に関心が偏り、幅広い出題に対応できないのが典型的な失敗です。医学・心理・言語学にまたがるため、いずれかの土台が弱いと応用に対応できないケースもあります。
評価・訓練の考え方まで踏み込まず、暗記にとどまる点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
医療機関のリハビリ部門、リハビリ・介護施設、小児の療育、聴覚領域など、幅広い現場で活躍します。高齢化で嚥下障害への対応の需要も高まっています。
ことばと食べる機能を支え、その人らしい生活とコミュニケーションを取り戻す役割を担います。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。