作業療法士
作業療法士(OT)は、心身に障害のある人に対し、手工芸や日常生活動作などの作業活動を通じてリハビリテーションを行う国家資格です。応用的な動作能力や社会適応能力の回復を支援し、病院や福祉施設、精神科領域などで活躍します。高齢化やこころのケアへの需要の高まりを背景に活躍の場が広く、人の生活の再建を支えるやりがいの大きい医療専門職です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | 医療技術職 |
| 実施団体 | 厚生労働省 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1905 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格あり(指定養成校で3年以上修学/卒業見込み 等) |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記(マークシート)・一般問題+実地問題 |
| 受験料 | 10,100円 |
| 合格率 | 91.2% |
| 実施頻度 | 年1回(2月) |
| 受験者数 | 5,426人(第61回・2026年) |
| 難易度の目安 | 入門〜標準 (公表合格率 91.2% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 45 / 掲載資格中 上位65% / 医療・看護・薬分野内 上位79% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中602位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 一般問題と実地問題。解剖学・生理学・運動学・病理学概論・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要・作業療法 |
| 学習時間の目安 | 約300時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(厚生労働省) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で作業療法士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 作業療法士を名乗れない。
- 医師の指示のもと作業療法(日常動作・応用動作の回復)を担う専門職として働ける。
- 想定年収の目安:約400〜500万円(作業療法士)
名称独占は理学療法士及び作業療法士法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
作業療法士の受験・活用ガイド
作業療法士はこんな人に向いている
食事・着替えといった日常生活の動作や、手を使った作業、こころの回復まで含めて、患者の「その人らしい生活」を支えたい人に向いています。
身体面だけでなく精神面のケアにも関心があり、応用的な動作や社会復帰を支援したい人に適した資格です。
難易度と学習のリアル
国家試験は一般問題と実地問題からなり、基礎医学から作業療法の専門分野まで問われます。理学療法士と共通する基礎科目も多く、指定養成校の修了が前提です。
難しさは、身体障害だけでなく精神障害や発達分野まで対象が広く、応用的動作への支援を理解できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
解剖学・生理学などの基礎に加え、作業療法の対象となる身体・精神・発達・老年の各領域を押さえます。日常生活動作(ADL)や作業活動を用いた支援の考え方を理解します。
実地問題は、対象者の生活の背景を踏まえた支援を導く力が問われます。臨床実習の経験と結びつけて練習します。
学習ステップの目安
- 解剖学・生理学など基礎医学を固める
- 身体・精神・発達・老年の各領域を押さえる
- 日常生活動作(ADL)支援の考え方を理解する
- 作業活動を用いた治療を学ぶ
- 実地問題で生活背景を踏まえた支援を練習する
- 過去問で全範囲を総仕上げする
つまずきやすいポイント
身体障害の分野に偏り、精神・発達領域が手薄になるのが典型的な失敗です。動作の知識は覚えても、対象者の生活全体を見た支援の視点が弱いケースもあります。
理学療法との対象や目的の違いを意識せずに学ぶ点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
病院・リハビリ施設のほか、精神科医療、発達支援、介護・福祉分野など、身体から精神まで幅広い領域で活躍します。
作業を通じて、患者が自分らしい生活を取り戻す過程を支える役割を担います。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。