情報処理安全確保支援士
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)は、サイバーセキュリティの専門家であることを示す国家資格で、IT国家資格として唯一の「士業」型の登録制度です。情報システムの脅威分析やセキュリティ対策の企画・運用・指導を担い、企業のセキュリティ強化を支えます。高度情報処理技術者試験に位置づけられる難関資格で、サイバー攻撃の増加を背景に需要が高まっている注目の資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | IT・情報処理 |
| カテゴリ | 情報処理技術 |
| 実施団体 | 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1565 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(登録には別途要件あり) |
|---|---|
| 試験形式 | 午前I・II=多肢選択+午後=記述式(2026年度よりCBT移行予定) |
| 受験料 | 7,500円 |
| 合格率 | 22.3% |
| 実施頻度 | 年2回(2026年度よりCBT移行予定) |
| 受験者数 | 18,816人(令和7年度秋期) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 22.3% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 63 / 掲載資格中 上位6% / IT・情報処理分野内 上位2% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中50位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 高度試験区分。午前I・午前II(多肢選択式)、午後I(記述式)、午後II(記述式または論述式)の4試験。各基準点以上で合格。情報セキュリティの分析・設計・対策(国家資格・登録セキスペ) |
| 学習時間の目安 | 約500時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で情報処理安全確保支援士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)を名乗れない(独占業務はない)。
- 国家資格のセキュリティ専門家として名乗れ、官公庁調達や社内で評価される。
- 想定年収の目安:約600〜900万円(セキュリティコンサルタント)
独占業務はない。名称独占は情報処理促進法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
転職・就職を考えている方へ
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情報処理安全確保支援士の受験・活用ガイド
情報処理安全確保支援士はこんな人に向いている
情報セキュリティの専門家として、サイバー攻撃からシステムや情報を守る役割を担いたい人に向いています。脅威や脆弱性、防御の技術に深い関心がある人に適しています。
情報処理技術者試験の高度区分のなかで唯一の登録制の国家資格で、セキュリティの専門性を公的に証明したい人に向いています。
難易度と学習のリアル
午前の択一に加え、午後は記述式で、セキュリティの設計・運用やインシデント対応に関する実践的な問題が問われます。合格後に登録すると、更新のための講習が求められます。
難しさは、攻撃と防御の技術を深く理解し、具体的な場面でリスクを評価して対策を記述できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
暗号・認証・ネットワークセキュリティ・脆弱性・マルウェア・関連法制度など、セキュリティの技術と管理を体系的に固めます。午前IIの知識を固めてから、午後の記述問題に取り組みます。
午後は、システムの構成を踏まえてどこにリスクがあり、どう対策するかを記述する問題が中心です。ネットワークやアプリの知識も土台になるため、あわせて理解を深めます。
学習ステップの目安
- 暗号・認証・脆弱性などセキュリティ技術を固める
- ネットワーク・アプリのセキュリティを理解する
- 関連法制度とインシデント対応を押さえる
- 午前IIの専門知識を過去問で固める
- 午後の記述でリスク評価と対策を書く練習をする
- 午後I・午後IIの時間配分を訓練する
つまずきやすいポイント
攻撃手法の名称を覚えるだけで、防御の仕組みや対策を体系的に理解できていないのが典型的な失敗です。午後の記述で、システムの構成に即したリスクと対策を書けないケースもあります。
ネットワークやアプリの土台が弱く、応用に対応できない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
セキュリティエンジニアやセキュリティコンサルタント、企業のCSIRTなどで、防御体制の構築やインシデント対応を担えます。登録制の国家資格として、公的な信頼を得やすいのが強みです。
ネットワークやシステム開発の知識と組み合わせると、より実践的なセキュリティ人材になれます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。