柔道整復師
柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫などのケガに対し、手術や投薬を用いず手技で施術する国家資格です。接骨院・整骨院を開業できるほか、スポーツ分野や介護分野でも活躍します。人体の構造や外傷への専門知識を活かして体の回復を支える施術者で、独立開業の道が開けることから人気が高く、地域の身近な医療を担う専門職として需要があります。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | 物療専門職 |
| 実施団体 | 公益財団法人 柔道整復研修試験財団(厚生労働大臣指定試験機関) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 2104 |
試験・学習
| 受験資格 | 柔道整復師養成施設で3年以上修了した者 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記・マークシート。必修50問+一般200問=計250問。必修80%かつ一般60%で合格 |
| 受験料 | 16,500円 |
| 合格率 | 71.5% |
| 実施頻度 | 年1回(3月上旬) |
| 受験者数 | 4,513人(第33回・令和7年) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 71.5% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 55 / 掲載資格中 上位32% / 医療・看護・薬分野内 上位16% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中293位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 筆記(四肢択一250問: 必修50+一般200)。解剖学・生理学・運動学・病理学概論・衛生学公衆衛生学・一般臨床医学・外科学概論・整形外科学・リハビリテーション医学・柔道整復理論・関係法規 |
| 学習時間の目安 | 約2,500時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 独立・開業就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 柔道整復研修試験財団(厚生労働大臣指定試験機関)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキスト医歯薬出版2026 第24回〜第33回 徹底攻略! 国家試験過去問題集 柔道整復師用
過去10年分の最新過去問集
Amazonで見る - テキスト医歯薬出版2025徹底攻略 国家試験過去問題集 柔道整復師用
定番過去問集
Amazonで見る - テキスト医歯薬出版2024 徹底攻略! 国家試験過去問題集 柔道整復師用
解説充実の過去問集
Amazonで見る
Amazonで「柔道整復師」の教材をもっと探す ↗通信講座の一覧を見る →
※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で柔道整復師の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占・名称独占
- 柔道整復(骨折・脱臼・打撲・捻挫の施術)を業として行えず、柔道整復師を名乗れない。
- 接骨院・整骨院で柔道整復の施術を担える。開業も可能。
- 想定年収の目安:約350〜500万円(柔道整復師)
独占・名称独占は柔道整復師法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
柔道整復師の受験・活用ガイド
柔道整復師はこんな人に向いている
骨折・脱臼・打撲・捻挫といったけがに対して、手術や薬に頼らず、手技による整復や固定で回復を支えたい人に向いています。スポーツ外傷のケアに関心がある人にも適しています。
接骨院・整骨院を開業できる国家資格で、手に職をつけて地域の身近なけがのケアを担いたい人に向いています。
難易度と学習のリアル
国家試験は必修問題と一般問題からなり、必修に高い正答率が求められます。解剖学・生理学などの基礎に加え、柔道整復理論や整形外科学が問われます。
難しさは、けがの状態を見極め、整復や固定の適応を判断する柔道整復ならではの知識を、医学的基礎のうえに積み上げられるかにあります。
学習の進め方・勉強法
解剖学・生理学・運動学といった基礎を固め、そのうえで柔道整復理論を中核に据えます。整形外科学や一般臨床医学で、けがや疾患の知識を押さえます。
骨折・脱臼・打撲・捻挫それぞれの評価と整復・固定の考え方を、理論として理解することが重要です。必修問題を確実に得点することが合格の前提になります。
学習ステップの目安
- 解剖学・生理学・運動学の基礎を固める
- 柔道整復理論を中核として押さえる
- 整形外科学・一般臨床医学を理解する
- 骨折・脱臼・打撲・捻挫の評価と処置を学ぶ
- 必修問題を確実に得点する
- 必修・一般の過去問で総仕上げする
つまずきやすいポイント
柔道整復理論に注力するあまり、解剖学・運動学の基礎が固まっていないのが典型的な失敗です。必修問題の取りこぼしは、一般で得点しても不合格につながります。
けがの適応・禁忌の判断があいまいなまま暗記に頼る点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
接骨院・整骨院の開業や勤務のほか、整形外科、スポーツの現場、介護・機能訓練の分野で活躍します。外傷への施術は柔道整復師ならではの領域です。
手技でけがのケアができる専門職として、地域医療やスポーツを支える役割を担います。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。