技術士(建設部門)

技術士(建設部門)は、科学技術に関する高度な専門知識と応用能力を持つ技術者であることを示す国家資格で、技術系資格の最高峰の一つとされます。建設部門では道路・河川・都市計画などインフラ整備の計画・設計・施工管理に携わり、公共事業で高く評価されます。一次・二次試験を経て登録でき、建設コンサルタントやゼネコンの技術者が専門性の証として目指す権威ある資格です。

受験料
20,500円(1技術部門・令和8年改定後)
合格率
9.8%
難易度の目安
難関
学習時間の目安
約150時間

資格情報

基本情報

資格区分国家資格 (技術士(国家資格))
分野(大分類)建築・設備
カテゴリ建築技術
実施団体文部科学省所管(指定試験機関:公益社団法人 日本技術士会)
公式サイト公式サイト
ハローワークコード1317

試験・学習

受験資格技術士第一次試験合格(またはJABEE課程修了)+技術士補登録後の実務4年超 等
試験形式技術士第二次試験。筆記(必須+選択)+口頭試験
受験料20,500円(1技術部門・令和8年改定後)
合格率9.8%
実施頻度年1回(筆記7月・口頭12〜翌1月)
受験者数14,094人(令和7年度・第二次)
難易度の目安難関 (公表合格率 9.8% に基づく簡易目安)
総合難易度(目安)難易度偏差値 64 / 掲載資格中 上位5% / 建築・設備分野内 上位7%
信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中41位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。
試験科目・出題範囲第二次試験。必須科目I+選択科目1つ(土質及び基礎/鋼構造及びコンクリート/都市及び地方計画/河川砂防海岸海洋/港湾空港/電力土木/道路/鉄道/トンネル/施工計画施工設備積算/建設環境)
学習時間の目安約150時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません)

活かし方

活かせる業界建設・不動産
特徴・目的タグ就職・転職
この資格のポイント
  • 難易度の目安は「難関」です(公表合格率に基づく簡易目安)
  • 就職・転職でアピールしやすい資格です
  • 主に建設・不動産の分野で活かせます
活かせる仕事・キャリア

出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます)

厚生労働省 job tag で関連職業を調べる ↗

参考・出典

最終確認日2026年6月20日
情報源公式サイト(文部科学省所管(指定試験機関:公益社団法人 日本技術士会))
最新情報の確認公式サイトで最新情報を確認 ↗
データの注記

受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。

合格を目指す講座・教材

独学が不安なら通信講座、まず1冊ならテキストから。編集部が選んだ定番を紹介します。

Amazonで「技術士」の教材をもっと探す ↗通信講座の一覧を見る →

※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。

この資格の特性

難易度学習量合格率受験しやすさ年収期待

難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で技術士(建設部門)の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。

資格あり/なしでどう変わる?

名称独占・必置

資格なしの場合
  • 技術士(建設部門)を名乗れない。建設業の監理技術者・専任技術者の要件でも評価されにくい。
  • この資格による資格手当は付かない
資格ありの場合
  • 建設分野の高度な技術者として名乗れ、監理技術者・専任技術者の要件にもなる。
  • 資格手当の目安:月10,000〜30,000円程度
  • 想定年収の目安:約600〜900万円(技術士)

名称独占は技術士法。建設業法上の技術者要件にもなる。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。

技術士(建設部門)の受験・活用ガイド

技術士(建設部門)はこんな人に向いている

建設分野で、高度な専門的応用能力を持つ技術者であることを国が認める資格で証明したい人に向いています。土木・建設の技術者として最高峰を目指す人に適しています。

設計・施工の実務経験を積み、技術コンサルティングや公共事業の中核を担いたい人に向いた国家資格です。

難易度と学習のリアル

一次試験を経て、実務経験を積んだうえで二次試験(記述式の筆記と口頭試験)に臨みます。二次は建設分野の高度な専門知識と、経験に基づく論述が中心です。

難しさは、建設の専門知識に加え、実務経験を課題解決の視点で論理的に論述・説明できるかにあります。

学習の進め方・勉強法

一次は、基礎・適性科目と建設部門の専門科目を過去問中心に固めます。二次に向けては、自分の建設分野の実務経験を、技術的な課題とその解決という形で整理します。

二次の記述は、専門知識を使って建設の課題を分析し、解決策を論じる練習が核心です。口頭試験では、建設技術者としての資質や経験を自分の言葉で説明できるように準備します。

学習ステップの目安

  1. 一次試験の基礎・適性・建設部門の専門を固める
  2. 一次試験に合格する
  3. 建設の実務経験を課題解決として整理する
  4. 二次の記述で課題分析と解決策を論じる練習をする
  5. 建設分野の専門知識を実務と結びつけて深める
  6. 口頭試験で経験と資質を説明できるよう準備する

つまずきやすいポイント

専門知識はあっても、建設の実務経験と結びつけて課題解決の形で論述できないのが典型的な失敗です。二次の記述で、建設の課題への分析や解決策が具体性を欠くケースもあります。

口頭試験で、建設での経験や技術者としての姿勢を語れない点にも注意が必要です。

取得後の活かし方・キャリア

技術士(建設部門)は、高度な技術者としての国の証明であり、建設コンサルタントや官公庁の技術業務、公共工事で高い信頼を得られます。

施工管理技士や測量・土木の知識と組み合わせると、建設プロジェクトを技術面から主導できます。

※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。

技術士(建設部門)のよくある質問

技術士(建設部門)の受験料はいくらですか?
20,500円(1技術部門・令和8年改定後)
技術士(建設部門)に受験資格はありますか?
技術士第一次試験合格(またはJABEE課程修了)+技術士補登録後の実務4年超 等
技術士(建設部門)の試験はどのような形式ですか?
技術士第二次試験。筆記(必須+選択)+口頭試験
技術士(建設部門)の合格率はどのくらいですか?
9.8%
技術士(建設部門)の試験科目・出題範囲は?
第二次試験。必須科目I+選択科目1つ(土質及び基礎/鋼構造及びコンクリート/都市及び地方計画/河川砂防海岸海洋/港湾空港/電力土木/道路/鉄道/トンネル/施工計画施工設備積算/建設環境)
技術士(建設部門)の受験者数はどのくらいですか?
14,094人(令和7年度・第二次)
技術士(建設部門)はいつ実施されますか?
年1回(筆記7月・口頭12〜翌1月)
技術士(建設部門)の実施団体はどこですか?
文部科学省所管(指定試験機関:公益社団法人 日本技術士会)
技術士(建設部門)の合格に必要な学習時間の目安は?
編集部調べでは約150時間が目安です(個人差があり、公式の数値ではありません)。
技術士(建設部門)の難易度はどのくらいですか?
公表合格率(9.8%)に基づく簡易的な目安では「難関」です。合格率は受験者層により変わるため、難易度の絶対指標ではありません。