1級とび技能士
1級とび技能士は、とびに関する技能の習熟度を国が認定する国家資格(技能検定)です。技能検定は職業能力開発促進法に基づいて実施され、学科試験と実技試験によって技能が評価されます。合格すると「技能士」を名乗ることができ、とびの分野で確かな技能を持つことの証明として、就職・転職や社内での評価、現場での信頼につながります。1級は上級者向けで、高度で熟練した技能が求められます。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (技能検定(国家資格・職業能力開発促進法)) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 建築・設備 |
| カテゴリ | 建築工事 |
| 実施団体 | 中央職業能力開発協会(JAVADA)/都道府県職業能力開発協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 7007 |
試験・学習
| 受験資格 | 実務経験7年以上、または2級合格後2年以上 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 学科試験+実技試験(各100点満点。学科65点以上・実技60点以上で合格) |
| 受験料 | 学科3,100円/実技18,200円(標準額。35歳未満は実技減額) |
| 合格率 | 公式情報で確認 |
| 実施頻度 | 年1回(前期/後期) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 63 / 掲載資格中 上位16% / 建築・設備分野内 上位11% 信頼度: 中(単一指標ベースの参考値)/スコア算出927件中140位相当。学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 学科試験+実技試験。学科は職種ごとの専門知識・関係法規・安全衛生等、実技は製作等作業試験または計画立案等作業試験。等級(特級・1級・2級・3級・基礎級)ごとに範囲が異なる。 |
| 学習時間の目安 | 約200〜300時間(実技練習を含む上級レベルの編集部目安。実務経験が前提) (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 建設・不動産 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア | 出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(中央職業能力開発協会(JAVADA)/都道府県職業能力開発協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
教材を探す
1級とび技能士の教材は編集部でまだ個別に選定していません。Amazonで市販のテキスト・問題集を探せます。
※上記はAmazonアソシエイト(検索結果ページ)へのリンクで、広告を含みます。特定の教材を推奨するものではありません。
この資格の特性
※データのある指標のみで作図(不足指標は0)。
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で1級とび技能士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占(技能検定)
- 1級とび技能士を名乗れない。
- 国家検定に合格した1級とび技能士として技能を公的に証明でき、現場で高く評価される。
- 想定年収の目安:約380〜540万円(鳶工)
技能士の名称独占は職業能力開発促進法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
1級とび技能士の受験・活用ガイド
1級とび技能士はこんな人に向いている
建設現場に足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付を行うとびの技能を、国家検定として証明したい人に向いています。手を動かして建設現場を仕上げるとびの仕事に、やりがいと誇りを感じる人に適しています。
実務で腕を磨いたうえで、とびとしての技能の水準を等級で示したい職人に向いた資格です。
難易度と学習のリアル
とび技能検定は学科試験と実技試験からなり、受検にはとびの実務経験などの要件があります。実技では足場の組立てや鉄骨の建入れが課され、日頃の足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付の腕が試されます。
難しさは、足場・鉄骨建方・玉掛けと安全の知識に加え、建設現場への足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付を、検定課題の寸法・仕上がりの基準どおりに時間内でこなせるかにあります。
学習の進め方・勉強法
学科は、足場・鉄骨建方・玉掛けと安全、材料や工法、関係法規、安全衛生をとびの実務と結びつけて押さえます。ふだん扱う建設現場の材料や納まりを、知識として整理し直すと理解が深まります。
実技は、検定課題の足場の組立てや鉄骨の建入れを、指定された寸法・精度で時間内に仕上げる練習を繰り返します。日常の足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付とは別に、とびの検定課題に特化した反復が合否を分けます。
学習ステップの目安
- とびに必要な材料・工具と足場・鉄骨建方・玉掛けと安全を理解する
- 建設現場への足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付の基本を実務で身につける
- 検定課題(足場の組立てや鉄骨の建入れ)の手順と基準を確認する
- 課題を指定の寸法・仕上がりで再現する練習をする
- 時間内に仕上げる感覚を反復で養う
- 学科の関係法規・安全衛生を押さえる
つまずきやすいポイント
日々のとびの作業には慣れていても、とびの検定課題に特化した練習が不足するのが典型的な失敗です。実技で、足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付の寸法や仕上がりの精度、時間配分が課題の基準に届かないケースもあります。
学科の足場・鉄骨建方・玉掛けと安全や安全衛生の知識が手薄になり、とびの学科で失点する点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
とび工事会社や建設現場で、建設現場への足場の組立てや鉄骨の建方・重量物の運搬据付を担うとびの職人として活躍できます。技能を公的に証明でき、現場での信頼や、後進へのとびの技術指導にもつながります。
型枠施工や鉄筋施工などの技能と組み合わせると、建設現場まわりの施工の幅がさらに広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。