技術士(環境部門)
技術士(環境部門)は、環境の分野で高度な専門知識と応用能力を持つ技術者を認定する国家資格で、技術系資格の最高峰の一つとされます。科学技術に関する高度な応用能力や課題解決力が問われ、研究開発・設計・技術コンサルティングなどの場面で活躍します。一次試験・二次試験を経て登録でき、環境に関わる業界で高く評価される、技術者の到達点となる権威ある資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (技術士(国家資格)) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | その他の技術 |
| 実施団体 | 文部科学省所管(指定試験機関:公益社団法人 日本技術士会) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1620 |
試験・学習
| 受験資格 | 技術士第一次試験合格(またはJABEE認定課程修了)+技術士補登録後の実務4年超 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 技術士第二次試験。筆記(必須科目+選択科目)+口頭試験 |
| 受験料 | 20,500円(1技術部門・令和8年改定後) |
| 合格率 | 11.8% |
| 実施頻度 | 年1回(筆記7月・口頭12〜翌1月) |
| 受験者数 | 406人(令和7年度・第二次) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 11.8% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 63 / 掲載資格中 上位5% / 安全・環境・危険物分野内 上位10% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中46位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 第二次試験。必須科目I+選択科目1つ(環境保全計画/環境測定/自然環境保全/環境影響評価) |
| 学習時間の目安 | 約150時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア | 出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(文部科学省所管(指定試験機関:公益社団法人 日本技術士会)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で技術士(環境部門)の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称独占
- 技術士(環境部門)を名乗れない。
- この資格による資格手当は付かない
- 環境分野の高度な技術者として名乗れ、環境コンサルなどで評価される。
- 資格手当の目安:月5,000〜30,000円程度
- 想定年収の目安:約600〜900万円(技術士)
名称独占は技術士法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
技術士(環境部門)の受験・活用ガイド
技術士(環境部門)はこんな人に向いている
環境部門の分野で、高度な専門的応用能力を持つ技術者であることを国家資格で証明したい人に向いています。環境保全や環境影響評価に携わる技術者に適しています。
一次試験の後に環境部門の実務経験を積み、技術コンサルティングや研究開発の中核を担いたい人に向いた資格です。
難易度と学習のリアル
技術士(環境部門)は、一次試験に合格し、実務経験を積んだうえで二次試験(記述式の筆記と口頭試験)に臨む国家資格です。二次は環境部門の高度な専門知識と、経験に基づく論述が中心です。
難しさは、環境部門の専門知識に加え、大気・水・廃棄物・自然環境の保全の課題を解決する視点で、実務経験を論理的に論述・説明できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
一次は、基礎・適性科目と環境部門の専門科目を過去問中心に固めます。二次に向けては、自分の環境部門の実務経験を、技術的な課題とその解決という形で整理します。
二次の記述は、環境部門の専門知識を使って大気・水・廃棄物・自然環境の保全の課題を分析し、解決策を論じる練習が核心です。口頭試験では、環境部門の技術者としての資質や経験を説明できるように準備します。
学習ステップの目安
- 一次試験の基礎・適性・環境部門の専門を固める
- 一次試験に合格する
- 環境部門の実務経験を課題解決として整理する
- 二次の記述で大気・水・廃棄物・自然環境の保全の課題分析と解決策を論じる練習をする
- 環境部門の専門知識を実務と結びつけて深める
- 口頭試験で環境部門の経験と資質を説明できるよう準備する
つまずきやすいポイント
環境部門の専門知識はあっても、実務経験と結びつけて課題解決の形で論述できないのが典型的な失敗です。二次の記述で、大気・水・廃棄物・自然環境の保全の分析や解決策が具体性を欠くケースもあります。
口頭試験で、環境部門での経験や技術者としての姿勢を語れない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
技術士(環境部門)は、環境保全や環境影響評価の高度な技術者としての国の証明であり、コンサルティングや研究開発、官公庁の技術業務などで高い信頼を得られます。
環境部門に関わる他の資格や実務と組み合わせると、大気・水・廃棄物・自然環境の保全の分野を技術面から主導できます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。