エネルギー管理士
エネルギー管理士は、工場などでエネルギーの使用の合理化を進める国家資格です。省エネ法に基づき、一定規模以上のエネルギーを使う工場では選任が義務づけられています。熱分野・電気分野の専門知識をもとに、エネルギーの効率的な利用や設備管理を担います。脱炭素・省エネへの要請の高まりを背景に、需要が高まっている資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | その他の技術 |
| 実施団体 | 一般財団法人 省エネルギーセンター(ECCJ) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1603 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(免状交付には合格後に省エネ実務1年以上) |
|---|---|
| 試験形式 | 課目I〜IVで熱分野/電気分野を選択(各課目60%で合格) |
| 受験料 | 17,000円(非課税。課目免除者は10,000円) |
| 合格率 | 36.8% |
| 実施頻度 | 年1回(8月) |
| 受験者数 | 約8,100人(令和5年度) 暫定 (暫定・非公式の参考値。出典: 第三者集計(省エネルギーセンターECCJ系まとめ・複数サイト一致)。公式の一次情報で確認でき次第、正式値に差し替えます) |
| 難易度の目安 | 標準 (公表合格率 36.8% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 52 / 掲載資格中 上位49% / 安全・環境・危険物分野内 上位29% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中453位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 課目I(エネルギー総合管理及び法規)共通+熱分野(熱と流体の流れの基礎/燃料と燃焼/熱利用設備及びその管理)または電気分野(電気の基礎/電気設備及び機器/電力応用)。課目合格制 |
| 学習時間の目安 | 約150〜200時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職受験資格なし |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア | 出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(一般財団法人 省エネルギーセンター(ECCJ)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキストオーム社2026年版 エネルギー管理士(電気分野) 過去問題集
過去8年分を徹底解説。図表豊富
Amazonで見る
Amazonで「エネルギー管理士」の教材をもっと探す ↗通信講座の一覧を見る →
※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸でエネルギー管理士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
必置
- 第一種エネルギー管理指定工場に必置のエネルギー管理者になれない。
- この資格による資格手当は付かない
- 大規模工場でエネルギーの使用合理化・管理を担うエネルギー管理者として選任される。
- 資格手当の目安:月5,000〜20,000円程度
- 想定年収の目安:約450〜650万円(エネルギー管理士)
必置は省エネ法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
エネルギー管理士の受験・活用ガイド
エネルギー管理士はこんな人に向いている
工場やビルで、エネルギーの使用の合理化(省エネ)を担う専門家を目指す人に向いています。電気や熱のエネルギーを効率的に使う技術に関心がある人に適しています。
一定規模以上のエネルギーを使う工場で選任が義務づけられる資格で、省エネと設備管理を担いたい人に向いた国家資格です。
難易度と学習のリアル
エネルギー管理士は、電気分野または熱分野を選んで受験し、エネルギー総論に加え、選んだ分野の専門知識が問われます。試験に合格するルートと、研修による認定のルートがあります。
難しさは、エネルギーの管理や関係法令に加え、電気なら電気設備、熱なら熱利用設備といった専門を、計算を含めて押さえられるかにあります。
学習の進め方・勉強法
エネルギー総論(エネルギー管理と法令)を土台に、選択する分野(電気の使用の合理化、または熱の使用の合理化)の専門を、計算とともに固めます。
工場のエネルギー使用の実態を意識して、省エネの手法や設備の効率を理解することが重要です。過去問で計算問題のパターンに慣れます。
学習ステップの目安
- 受験する分野(電気/熱)を決める
- エネルギー総論と関係法令を押さえる
- 電気は電気設備、熱は熱利用設備の専門を固める
- 省エネの手法を理解する
- 計算問題を過去問で反復する
- 研修認定ルートの有無も確認する
つまずきやすいポイント
エネルギー総論の知識にとどまり、選んだ分野(電気・熱)の専門の計算に習熟しないのが典型的な失敗です。省エネの手法を、実際の設備と結びつけて理解できていないケースもあります。
電気と熱のどちらで受験するか、自分の実務と合わせて選べていない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
一定規模以上のエネルギーを使う工場で、エネルギー管理者として省エネの推進や設備の管理を担えます。選任が義務づけられ、需要が安定しています。
電気主任技術者や公害防止管理者の知識と組み合わせると、工場の設備・環境・エネルギーの管理を総合的に担えます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。