発破技士
発破技士は、土木・建設や採石の現場で、火薬類を用いた発破作業を行うための国家資格です。労働安全衛生法に基づき、せん孔や装てん、点火、不発の処理など発破に関する作業を安全に行う技能と知識が問われます。トンネル工事や採石場などで必要とされ、火薬を扱う危険作業の安全を担う、専門性の明確な資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 機械・電気・ものづくり |
| カテゴリ | 鉱工業技術 |
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会(免許交付は都道府県労働局長) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1237 |
試験・学習
| 受験資格 | 受験資格なし(免許交付には実務経験等が必要) |
|---|---|
| 試験形式 | 学科のみ(火薬類の知識・取扱い・発破の方法。各科目40%以上かつ合計60%以上で合格) |
| 受験料 | 8,800円 |
| 合格率 | 61.5% |
| 実施頻度 | 全国の安全衛生技術センターで定期実施 |
| 受験者数 | 423人(令和6年度・学科) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 61.5% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 34 / 掲載資格中 上位98% / 機械・電気・ものづくり分野内 上位100% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中906位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 免許試験(学科のみ)4科目: 発破の方法/火薬類の知識/火薬類の取扱い/関係法令。各40%以上かつ総合60%以上で合格 |
| 学習時間の目安 | 約20時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 安全衛生技術試験協会(免許交付は都道府県労働局長)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキスト中央労働災害防止協会新・発破技士テキスト 第3版
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で発破技士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占
- 発破(火薬を用いた破壊)の業務に従事できない。
- せん孔・装てん・結線・点火など発破の業務を担える。
- 想定年収の目安:約370〜580万円(発破技士)
独占業務は労働安全衛生法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
発破技士の受験・活用ガイド
発破技士はこんな人に向いている
建設や採石、鉱山などの現場で、火薬を使った発破の作業を行う技術者を目指す人に向いています。岩石の掘削など、発破の作業に関心がある人に適しています。
発破技士として、発破の作業に従事したい人に向いた国家資格です。
難易度と学習のリアル
発破技士は、火薬を用いた発破において、せん孔や装てん、結線、点火、不発の処理などの作業を行うための国家資格で、免許試験に合格して取得します。
難しさは、火薬類の性質や取扱い、発破の方法、関係する法令など、事故を防ぐために欠かせない知識を正確に理解できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
火薬類の性質や取扱い、発破の方法(せん孔・装てん・結線・点火)、不発への対応、関係法令を学びます。発破技士として、安全に発破を行う知識を身につけます。
発破は事故が重大な結果につながるため、手順や安全のルールを、理由とともに正確に理解することがポイントです。
学習ステップの目安
- 火薬類の性質と取扱いを学ぶ
- 発破の方法(せん孔・装てん・結線・点火)を押さえる
- 不発への対応と関係法令を理解する
- 免許試験に合格し発破技士となる
つまずきやすいポイント
手順を覚えるだけで、火薬類の性質や、不発の処理など、安全に関わる理解が浅くなるのが典型的な失敗です。発破技士は事故防止の知識が何より問われます。
発破技士は作業に従事する資格で、火薬類の製造や保安を統括する資格とは役割が異なる点も理解しておくことが大切です。
取得後の活かし方・キャリア
建設や採石、鉱山、トンネル工事などの現場で、発破技士として発破の作業に従事できます。岩盤の掘削などに欠かせない役割です。
発破の技能は、土木や採掘の現場で重宝され、火薬類取扱保安責任者など関連資格と組み合わせると活躍の幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。