建設業経理士
建設業特有の会計・原価計算を扱う登録経理試験。1・2級が「建設業経理士」、3・4級が「建設業経理事務士」。1級は3科目の科目合格制で構成される。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 公的資格 (一般財団法人建設業振興基金実施(旧・建設業経理事務士。国土交通省登録経理試験)) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 会計・金融・経営 |
| カテゴリ | 会計事務 |
| 実施団体 | 一般財団法人建設業振興基金(国土交通省登録経理試験) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード |
試験・学習
| 受験資格 | 受験制限なし(希望する級を自由に受験可) |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記試験(記述・計算問題中心) |
| 受験料 | 2級 7,120円(税込)/1級 1科目8,120円・2科目11,420円・3科目14,720円(各税込) |
| 合格率 | 公式情報で確認 |
| 実施頻度 | 1級・2級は年2回(上期9月・下期3月)、3級・4級(建設業経理事務士)は年1回 |
| 総合難易度(目安) | 掲載資格中 上位69% / 会計・金融・経営分野内 上位60% 信頼度: 中(単一指標ベースの参考値)/スコア算出927件中631位相当。学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 1級は財務諸表・財務分析・原価計算の3科目(科目合格制、初回合格から5年以内に3科目合格で1級認定)。2級は建設業簿記・原価計算・会計。3・4級は建設業経理事務士として基礎的な簿記・原価計算。 |
| 学習時間の目安 | 約80〜100時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 金融・会計 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職受験資格なし |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア | 出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年7月5日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(一般財団法人建設業振興基金(国土交通省登録経理試験)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
建設業経理士の受験・活用ガイド
建設業経理士はこんな人に向いている
建設業に特有の会計を扱う経理担当者や、建設会社での経理キャリアを目指す人に向いています。工事ごとの原価管理や、建設業ならではの勘定科目を学びたい人に適しています。
受験制限がなく、簿記の知識を建設業の実務に発展させたい人にも向いた資格です。
難易度と学習のリアル
1級は財務諸表・財務分析・原価計算の3科目からなる科目合格制で、所定期間内に3科目そろえて認定されます。2級は建設業簿記・原価計算・会計が中心です。
難しさは、未成工事支出金や完成工事高など建設業固有の会計処理と、工事原価計算の理解にあります。日商簿記の知識があると土台になりますが、建設業独自のルールを押さえる必要があります。
学習の進め方・勉強法
まず建設業特有の勘定科目(未成工事支出金・完成工事未収入金など)と、工事の進行に応じた収益・原価の扱いを理解します。2級で建設業簿記・原価計算の型を固めます。
1級は財務諸表・財務分析・原価計算を科目ごとに、計算と記述の両面で仕上げます。過去問の反復で出題パターンに慣れることが重要です。
学習ステップの目安
- 建設業特有の勘定科目と会計処理を理解する
- 工事原価計算の仕組みを押さえる
- 2級で建設業簿記・原価計算の型を固める
- 1級の財務諸表・財務分析・原価計算を科目ごとに学ぶ
- 過去問で計算・記述の出題に慣れる
- 1級は所定期間内に3科目そろえる計画を立てる
つまずきやすいポイント
日商簿記の感覚のまま学び、未成工事支出金など建設業固有の処理でつまずくのが典型的な失敗です。1級は科目合格制のため、期間内に3科目そろえる計画が甘くなるケースもあります。
財務分析の指標の意味を理解せず、計算だけで済ませる点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
建設会社の経理・財務で、工事原価管理や決算業務に直結します。とくに1級は、公共工事の入札に関わる経営事項審査で企業の評価に影響するため、建設業界で重宝されます。
日商簿記と組み合わせると、一般会計と建設業会計の両方に対応でき、経理キャリアの幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。