手話通訳士
手話通訳士は、聴覚障害のある人と聞こえる人との間で手話による通訳を行う専門資格です。公的機関や医療・司法の場面、講演会などで意思疎通を支援し、情報保障の重要な役割を担います。高度な手話技術と通訳の倫理が求められ、合格者は専門性の高い通訳者として活躍します。共生社会への意識の高まりを背景に、社会的意義の大きい資格として注目されています。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 公的資格 (厚労省認定(公的)) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 福祉・介護・心理 |
| カテゴリ | 福祉・介護 |
| 実施団体 | 社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター(厚生労働大臣公認) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 2309 |
試験・学習
| 受験資格 | 満20歳以上(性別・学歴不問) |
|---|---|
| 試験形式 | 学科試験+実技試験(聞取り通訳・読取り通訳) |
| 受験料 | 18,000円 |
| 合格率 | 12.2% |
| 実施頻度 | 年1回 |
| 受験者数 | 1,041人(第34回・令和5年度) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 12.2% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 68 / 掲載資格中 上位3% / 福祉・介護・心理分野内 上位8% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中21位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 厚生労働大臣公認。学科試験4科目(障害者福祉の基礎知識/聴覚障害者に関する基礎知識/手話通訳のあり方/国語)+実技試験(聞取り通訳・読取り通訳) |
| 学習時間の目安 | 約500時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 福祉・介護 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(社会福祉法人 聴力障害者情報文化センター(厚生労働大臣公認)) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
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この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で手話通訳士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
名称・専門
- 手話通訳士として専門的な手話通訳(政見放送・司法など)を担いにくい。
- 高度な手話通訳の専門職として、公的な場面での通訳も担える。
- 想定年収の目安:約320〜470万円(手話通訳士)
手話通訳技能認定(厚生労働大臣認定)に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
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手話通訳士の受験・活用ガイド
手話通訳士はこんな人に向いている
聴覚障害のある人と聞こえる人との間に立ち、手話によるコミュニケーションを支える専門家を目指す人に向いています。手話を高いレベルで身につけ、通訳として人を支えたい人に適しています。
公的な場面での通訳を担う資格であり、正確さと中立性をもって橋渡しできる人に向いています。
難易度と学習のリアル
厚生労働大臣公認の試験で、学科試験と実技試験(聞取り通訳・読取り通訳)で構成されます。合格率は低めで、難関とされています。
難しさは、障害者福祉や聴覚障害に関する知識に加え、話し言葉と手話を即座に、正確に相互変換する高度な通訳技能が問われる点にあります。
学習の進め方・勉強法
学科では、障害者福祉や聴覚障害に関する基礎知識、手話通訳のあり方、国語を押さえます。実技に向けては、聞取り通訳(音声を手話へ)と読取り通訳(手話を音声へ)を繰り返し訓練します。
通訳は速さと正確さの両立が求められるため、日頃から手話に触れ、さまざまな話題で実践を積むことが重要です。ろう者との交流も上達につながります。
学習ステップの目安
- 障害者福祉・聴覚障害の基礎知識を固める
- 手話通訳のあり方と倫理を理解する
- 国語(日本語表現)の力を高める
- 聞取り通訳(音声→手話)を訓練する
- 読取り通訳(手話→音声)を訓練する
- 多様な話題で実践を積み速さと正確さを磨く
つまずきやすいポイント
学科の知識対策に偏り、合否を左右する実技の通訳訓練が不足するのが典型的な失敗です。手話の表現はできても、読取り(手話を音声にする)が苦手なケースもあります。
限られた話題の練習にとどまり、本番の多様な場面に対応できない点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
手話通訳士は、政見放送や司法・医療など公的な場面での通訳を担える資格です。自治体の登録通訳者や、派遣事業、聴覚障害者の支援施設などで活躍します。
聴覚障害のある人の社会参加を支える、専門性と社会的責任の高い役割を担います。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。