臭気判定士
臭気判定士は、悪臭の原因となるにおいを人間の嗅覚を用いた嗅覚測定法で測定・判定する国家資格です。工場などの事業場から発生する悪臭を評価し、悪臭防止法に基づく規制対応や環境改善に役立てられます。生活環境の保全への関心の高まりを背景に、においの問題に科学的に対応できる専門人材として需要があり、環境分野で独自性のある資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | その他の技術 |
| 実施団体 | 環境大臣指定試験機関 公益社団法人 におい・かおり環境協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1623 |
試験・学習
| 受験資格 | 18歳以上(学歴・実務不問) |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記試験(5科目)+嗅覚検査。令和8年度よりCBT方式予定 |
| 受験料 | 受験手数料18,000円+嗅覚検査9,000円+免状申請3,500円 |
| 合格率 | 28.6% |
| 実施頻度 | 筆記は年1回(11月中旬)・嗅覚検査は通年 |
| 受験者数 | 402人(令和6年度) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 28.6% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 49 / 掲載資格中 上位56% / 安全・環境・危険物分野内 上位44% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中514位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 筆記試験5科目(嗅覚概論/悪臭防止行政/悪臭測定概論/分析統計概論/臭気指数等の測定実務)+嗅覚検査(パネル選定試験) |
| 学習時間の目安 | 約100時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職CBT・ネット試験 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月18日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(環境大臣指定試験機関 公益社団法人 におい・かおり環境協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で臭気判定士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
必置
- 悪臭防止法に基づく臭気の測定(嗅覚測定)を担う臭気判定士になれない。
- 事業場の悪臭の測定・評価を担う臭気判定士として業務にあたれる。
- 想定年収の目安:約360〜550万円(臭気判定士)
悪臭防止法に基づく嗅覚測定の担い手。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
臭気判定士の受験・活用ガイド
臭気判定士はこんな人に向いている
工場などから出る「におい(悪臭)」を、人の嗅覚を用いた方法で測定・評価する専門家を目指す人に向いています。環境の悪臭問題に関心がある人に適しています。
嗅覚測定(臭気指数)を用いた悪臭の評価を担える国家資格で、環境測定の分野で専門性を持ちたい人に向いています。
難易度と学習のリアル
臭気判定士は、筆記試験に加え、嗅覚検査(においをかぎ分ける検査)に合格する必要があります。悪臭防止法に基づく臭気指数の測定を担う資格です。
難しさは、悪臭防止の法令や、嗅覚測定の方法、統計・化学などの知識に加え、実際ににおいをかぎ分ける嗅覚検査に対応できるかにあります。
学習の進め方・勉強法
悪臭防止法などの法令、嗅覚測定(三点比較式臭袋法など)の方法、統計や化学、においの性質を押さえます。嗅覚測定ならではの手順を理解します。
臭気指数がどのように測定・評価されるのかを、方法とともに理解することが重要です。筆記の過去問で傾向をつかみ、嗅覚検査にも備えます。
学習ステップの目安
- 悪臭防止法などの法令を押さえる
- 嗅覚測定(三点比較式臭袋法等)の方法を理解する
- 統計・化学の基礎を固める
- においの性質と臭気指数を理解する
- 筆記の過去問で傾向をつかむ
- 嗅覚検査に備える
つまずきやすいポイント
法令や統計の知識にとどまり、嗅覚測定の手順の理解が浅いのが典型的な失敗です。臭気指数がどう測定・評価されるのかを、方法と結びつけて押さえきれていないケースもあります。
嗅覚検査への備えを軽視する点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
環境測定の会社や、におい対策を行う事業所などで、臭気指数の測定や悪臭の評価に活かせます。悪臭問題の解決を支える専門職です。
作業環境測定や公害防止の知識と組み合わせると、環境測定の分野での対応の幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。