第二種作業環境測定士
第二種作業環境測定士は、事業場の作業環境中の有害物質などを測定し、労働者の健康を守る国家資格です。第二種は簡易測定機器による測定を担当でき、製造業や化学関連の職場で求められます。労働安全衛生法に基づき、有害業務のある作業場では作業環境測定が義務づけられており、職場の安全衛生を科学的に支える専門人材として需要のある資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | その他の技術 |
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1606 |
試験・学習
| 受験資格 | 理工系課程卒業後1年以上の労働衛生実務経験 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記(マークシート)。共通科目(労働衛生一般・関係法令・デザイン/サンプリング・分析概論)。各科目60%以上で合格 |
| 受験料 | 11,800円 |
| 合格率 | 15.8% |
| 実施頻度 | 年2回 |
| 受験者数 | 1,644人(令和6年度) |
| 難易度の目安 | やや難関 (公表合格率 15.8% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 58 / 掲載資格中 上位29% / 安全・環境・危険物分野内 上位16% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中260位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 共通4科目(労働衛生一般/労働衛生関係法令/デザイン及びサンプリング/分析に関する概論)。各科目20問・各60%以上で合格。第一種と異なり対象物別の選択科目はない |
| 学習時間の目安 | 約100時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 安全衛生技術試験協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で第二種作業環境測定士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占
- 作業環境測定のサンプリング等を業として担えない。
- この資格による資格手当は付かない
- 作業環境測定(簡易測定機器によるサンプリング等)を担える。
- 資格手当の目安:月3,000〜15,000円程度
- 想定年収の目安:約400〜600万円(作業環境測定士)
独占業務は作業環境測定法に基づく(分析は第一種)。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
第二種作業環境測定士の受験・活用ガイド
第二種作業環境測定士はこんな人に向いている
工場などの作業環境で、有害な物質の測定を担いたい人に向いています。分析は専門機関に委ねつつ、簡易測定機器を用いた測定を行える立場を目指す人に適しています。
第二種は作業環境測定の入口にあたり、まず測定の基礎から作業環境の管理に携わりたい人に向いた国家資格です。
難易度と学習のリアル
第二種作業環境測定士は、共通科目(労働衛生一般、法令、デザイン・サンプリング、分析概論)に合格する資格で、簡易測定機器による測定を行えます。第一種のような物質ごとの分析科目はありません。
難しさは、作業環境の測定・評価の考え方や、デザイン・サンプリングの知識を押さえられるかにあります。第一種より扱える範囲は絞られます。
学習の進め方・勉強法
労働衛生一般や関係法令、作業環境測定のデザイン(測定計画)とサンプリング、分析概論を押さえます。簡易測定機器による測定の基礎を理解します。
作業環境の測定がなぜ必要で、どう評価するのかを理解することが重要です。過去問で共通科目の出題傾向をつかみます。基礎を固めることが第一種へのステップにもなります。
学習ステップの目安
- 労働衛生一般と関係法令を押さえる
- 作業環境測定のデザインを理解する
- サンプリングの方法を学ぶ
- 分析概論の基礎を押さえる
- 簡易測定機器による測定を理解する
- 共通科目を過去問で固める
つまずきやすいポイント
測定の手順を覚えるだけで、作業環境の評価の考え方を理解できていないのが典型的な失敗です。デザインやサンプリングの意味が曖昧なまま進むケースもあります。
第一種との違い(分析を含むか)を理解しないまま学ぶ点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
工場の環境管理部門などで、簡易測定機器を用いた作業環境の測定に携われます。作業環境の管理の入口となる資格です。
第一種作業環境測定士へ進むと分析まで担えるようになり、衛生管理者の知識と組み合わせると幅が広がります。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。