第一種作業環境測定士
第一種作業環境測定士は、作業環境中の有害物質などを測定し、労働者の健康を守る国家資格で、第二種の上位にあたります。測定のデザインやサンプリングに加え、分析機器を用いた高度な分析まで担当できます。製造業や化学関連の職場で、有害業務のある作業環境を科学的に評価する役割を担い、職場の安全衛生を支える専門人材として需要のある資格です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 安全・環境・危険物 |
| カテゴリ | その他の技術 |
| 実施団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1605 |
試験・学習
| 受験資格 | 理工系課程卒業後1年以上の労働衛生実務経験 等 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記(マークシート)。共通科目+選択科目。各科目60%以上で合格 |
| 受験料 | 受験科目数により10,600〜27,100円 |
| 合格率 | 58.4% |
| 実施頻度 | 年2回 |
| 受験者数 | 1,001人(令和6年度) |
| 難易度の目安 | 標準 (公表合格率 58.4% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 46 / 掲載資格中 上位64% / 安全・環境・危険物分野内 上位54% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中585位相当。合格率(実効)・学習時間・受験資格の要件から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 共通4科目(労働衛生一般/労働衛生関係法令/デザイン・サンプリング/分析に関する概論)+第一種固有の選択科目(有機溶剤/鉱物性粉じん/特定化学物質/金属類/放射性物質から選択) |
| 学習時間の目安 | 約100時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 安全・環境 |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(公益財団法人 安全衛生技術試験協会) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で第一種作業環境測定士の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占
- 作業環境測定(デザイン・サンプリング・分析)を業として担えない。
- この資格による資格手当は付かない
- 指定作業場の作業環境測定を担う専門職として従事できる(第一種は分析まで)。
- 資格手当の目安:月5,000〜20,000円程度
- 想定年収の目安:約400〜600万円(作業環境測定士)
独占業務は作業環境測定法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
第一種作業環境測定士の受験・活用ガイド
第一種作業環境測定士はこんな人に向いている
工場などの作業環境で、有害な物質の濃度を測定・評価し、労働者の健康を守る専門家を目指す人に向いています。デザイン(測定計画)から分析まで自ら担いたい人に適しています。
第一種は指定作業場の測定を分析まで含めて行える上位区分で、作業環境の管理を専門的に担いたい人に向いた国家資格です。
難易度と学習のリアル
第一種作業環境測定士は、共通科目に加え、対象となる有害物質(鉱物性粉じん・特定化学物質・金属類・有機溶剤・放射性物質)ごとの分析を含む専門科目に合格する必要があります。
難しさは、作業環境の測定・評価の知識に加え、選んだ物質の分析の理論と技術を、専門科目として押さえられるかにあります。第二種より扱える範囲が広くなります。
学習の進め方・勉強法
共通科目(労働衛生一般、法令、デザイン・サンプリング、分析概論)を固めたうえで、第一種で選ぶ有害物質の分析(機器分析など)の専門を深めます。
作業環境測定のデザインから分析・評価までの流れを理解することが重要です。第二種の範囲を土台に、分析の専門を積み上げます。第一種作業環境測定士の過去問で出題の傾向をつかみます。
学習ステップの目安
- 共通科目(労働衛生一般・法令)を固める
- デザイン・サンプリングの考え方を押さえる
- 分析概論を理解する
- 第一種で選ぶ有害物質の分析の専門を深める
- 測定から評価までの流れを理解する
- 過去問で出題の傾向をつかむ
つまずきやすいポイント
共通科目に注力し、第一種で加わる有害物質の分析の専門が手薄になるのが典型的な失敗です。分析の理論と実際の測定の流れが結びついていないケースもあります。
第二種との違い(分析まで含めて行えるか)を理解しないまま学ぶ点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
作業環境測定機関や、有害物質を扱う工場の環境管理部門で、指定作業場の測定を分析まで含めて担えます。労働者の健康を守る専門職です。
衛生管理者や労働衛生の知識と組み合わせると、職場の作業環境の管理を総合的に担えます。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。