獣医師
獣医師は、動物の診療や疾病の予防を行う国家資格で、動物医療は獣医師の独占業務です。動物病院での診療のほか、畜産・公衆衛生、食品衛生、検疫、研究など活躍の場は幅広く、人と動物の健康を守る役割を担います。大学の獣医学課程で学び国家試験に合格して取得します。ペットへの関心や食の安全意識の高まりを背景に、社会的需要の大きい専門職です。
資格情報
基本情報
| 資格区分 | 国家資格 (法律に基づく) |
|---|---|
| 分野(大分類) | 医療・看護・薬 |
| カテゴリ | 医師、歯科医師、獣医師、薬剤師 |
| 実施団体 | 農林水産省 |
| 公式サイト | 公式サイト |
| ハローワークコード | 1703 |
試験・学習
| 受験資格 | 獣医学の正規課程(6年)を修めて卒業した者(卒業見込み含む)等 |
|---|---|
| 試験形式 | 筆記(マークシート) |
| 受験料 | 13,900円(収入印紙) |
| 合格率 | 71.9% |
| 実施頻度 | 年1回(2月) |
| 受験者数 | 1,433人(第77回・令和7年度) |
| 難易度の目安 | 比較的やさしい (公表合格率 71.9% に基づく簡易目安) |
| 総合難易度(目安) | 難易度偏差値 53 / 掲載資格中 上位35% / 医療・看護・薬分野内 上位25% 信頼度: 高(主要指標2つ以上で算出)/スコア算出927件中318位相当。合格率(実効)・学習時間から算出した編集部の総合スコアで、難易度の絶対指標ではありません。 |
| 試験科目・出題範囲 | 獣医師国家試験出題基準に基づく基礎的事項・衛生に関する事項・臨床に関する事項(必須問題+学説試験の多肢選択) |
| 学習時間の目安 | 約1,000時間 (編集部調べの目安。個人差があり、公式の数値ではありません) |
活かし方
| 活かせる業界 | 医療・ヘルスケア |
|---|---|
| 特徴・目的タグ | 就職・転職 |
| この資格のポイント |
|
| 活かせる仕事・キャリア |
出典: 公式・job tag 等(職種名から各職種ページへ:その職種に活かせる資格を逆引きできます) |
参考・出典
| 最終確認日 | 2026年6月20日 |
|---|---|
| 情報源 | 公式サイト(農林水産省) |
| 最新情報の確認 | 公式サイトで最新情報を確認 ↗ |
| データの注記 | 受験料・受験資格・試験形式・合格率・実施団体は公式の一次情報に基づきます。学習時間・難易度・総合スコアは編集部による目安で、公式の数値ではありません。制度・金額・日程は改定されることがあるため、出願前に必ず公式サイトでご確認ください。 |
合格を目指す講座・教材
編集部が選んだ定番テキストです。独学の一冊目の目安にどうぞ。
- テキスト東京メディカルスクール第76回獣医師国家試験過去問題集
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※本セクションには広告(Amazonアソシエイト等のアフィリエイト)を含みます。価格・内容は各販売ページで最新をご確認ください。掲載は編集部の選定で、合格を保証するものではありません。
この資格の特性
難易度・学習量・合格率・受験しやすさ・年収期待の5軸で獣医師の特性を可視化しました。各軸は掲載資格全体の中での相対的な位置づけで、難易度・学習時間・想定年収は編集部の目安(非公式)です。
資格あり/なしでどう変わる?
業務独占・名称独占
- 飼育動物の診療(獣医業)を行えず、獣医師を名乗れない。
- 犬猫や産業動物などの診療(獣医業)を独占的に行える。
- 想定年収の目安:約500〜700万円(獣医師)
独占・名称独占は獣医師法に基づく。 資格手当・想定年収は公開情報をもとにした編集部の目安(非公式)で、企業・地域・経験・雇用形態により大きく異なります。独占業務・必置などの制度は各根拠法令・公式情報をご確認ください。
獣医師の受験・活用ガイド
獣医師はこんな人に向いている
動物の診療に加え、食品衛生や公衆衛生など社会を支える幅広い分野に関心がある人に向いています。獣医師になるには大学獣医学課程の6年間を修めることが前提です。
ペットなどの小動物医療だけでなく、家畜衛生・食の安全・感染症対策まで視野に入れられる人に適した資格です。
難易度と学習のリアル
国家試験は、基礎・応用・臨床に加えて衛生に関する分野まで、獣医学の広い範囲から出題されます。6年間の課程を修了することが前提で、合格率は比較的高めです。
難しさは、小動物から産業動物、公衆衛生までまたがる範囲を、偏りなく押さえられるかにあります。
学習の進め方・勉強法
解剖・生理などの基礎から、内科・外科などの臨床、さらに家畜衛生・食品衛生・感染症といった衛生分野まで、出題基準に沿って全範囲を固めます。過去問で衛生・臨床の頻出を押さえます。
大学の実習で得た臨床の知識を土台に、公衆衛生分野を取りこぼさないことが安定した得点につながります。
学習ステップの目安
- 獣医学課程で基礎・臨床・衛生を学ぶ
- 小動物・産業動物の臨床知識を固める
- 家畜衛生・食品衛生など衛生分野を押さえる
- 感染症・公衆衛生の頻出を確認する
- 過去問で出題基準の全範囲に慣れる
- 必須問題と学説試験をバランスよく仕上げる
つまずきやすいポイント
小動物臨床に関心が偏り、家畜衛生や公衆衛生の分野が手薄になるのが典型的な失敗です。範囲が広いため、苦手分野を残したまま本番を迎えるケースもあります。
臨床知識だけに頼り、衛生・法規の対策を軽視する点にも注意が必要です。
取得後の活かし方・キャリア
動物病院での診療のほか、家畜保健衛生所や食肉衛生検査所などの公務員獣医師、製薬・食品会社、研究機関など活躍の場は多彩です。
動物医療にとどまらず、食の安全や感染症対策など社会全体の健康を支える役割も担う資格です。
※学習の進め方や向き・不向きは一般的な傾向の解説です。最新の制度・出題内容は公式サイトでご確認ください。